1992年、アメリカン・モータースポーツの頂点『NASCAR』の本拠地であるノースカロライナ州シャーロットでレジェンドレースカーは誕生しました。

“レジェンド”と呼ばれるコンパクトなレーシングカーは、手頃な価格でレースを楽しめる革新的なスペックを目指し、NASCARの車両メーカーを中心に開発されました。

低価格で確かな走行性能と安全性能を有し、メンテナンスが容易であること。そこにはNASCARで培われてきたノウハウが凝縮されています。

NASCAR規格の堅牢なロールゲージ一体型パイプフレームに、信頼性の高い日本製のYAMAHAエンジン/ミッションを搭載。サーキットからフラットダートまで走行可能な足回りを備えています。

ひと目で違いの分かるボディーは、1930年代のアメリカ車を模したデザイン。それはNASCARで活躍した伝説(レジェンド)のドライバー達に由来しています。

クラシカルな見た目とは裏腹にパワフルな走りを見せ、ワンメイクならではの熱いレースを繰り広げます。

車両はUS Legend Cars社で生産されています。
エンジン/ミッションには封印が施され、改造・チューンアップすることができません。
これは、性能争いによるレース費用の高騰を防ぎ、純粋なレースを実現するためです。

1992年の開始以来、5500台を超えるレジェンドが生産されており、世界各地で活躍しています。

レジェンドレースカーは日本の軽自動車よりも更にひと回り小さく、車重も400kg台と軽量な為、小型のけん引トレーラーで運搬できます。けん引免許や大型車両は必要ありません。

コンパクトで構造もシンプルなので、特別な設備がなくてもDIYメンテナンスが可能。1台分の駐車スペースがレーシングガレージとなります。

サーキット走行からメンテナンスまで、誰もがモータースポーツを120%楽しめる、スクールカーの完成形ともいえるレジェンドレースカーを日本国内でより安全に、よりアグレッシブにお使い頂けるよう、特別に造りあげたシャーシやアップグレードキットを標準装備。エンジンの長期的な性能を維持し耐久性に優れ、JAF公認競技に対応したパッケージとなっております。