2017.06.02

5/28 S.P.V.Legend Race Car CUPリザルト&レポートをUPしました!

 

日本初開催Legend Race Car CUP開幕戦が筑波サーキットを舞台に行なわれました。

開幕戦という事で16台のエントリーが有る中、参加車輌が間に合わず4台が欠場、結果12台でのレースと成る。

参戦チームは9チーム、スーパー耐久でも老舗の岡部自動車14、15号車

100号車SPVレーシング

AUTOFACTORYからはスーパー耐久参戦中の伊藤、田中が参戦。

又、鈴鹿サーキットからの遠征組老舗K&Gは2台がエントリーし、パドック、コース共に盛り上げていた。

ドライバーでは、GTの経験を持ち、2016年86BRZガズーレーシングプロクラスチャンピオン佐々木雅弘、ランボルギーニレースチームである99号車PowerCraftからはドリフトD1ドライバーの松井有紀夫、スーパー耐久ドライバーたしろじゅんの3人がRクラス(プロクラス)で参戦した。

プライベーターでは田代板金LRC-FORDで参戦した田代政弘もレーシングカートからのステップアップドライバーで、初の4輪レースとなった。

予選

当日は午前の予選から残春とは思えぬ暑さの中15分間行われた。

ポールポジションはFCJなどフォーミュラー経験を持ち、スーパー耐久にも岡部自動車から参戦している12号車UZURA-SPV-FORDを駆る甲野がRクラスSクラス総合トップで唯一の1分5秒台を記録した。

Sクラス2番手は筑波RSチャンピオンの経歴を持つ14号車岡部自動車を駆る島澤

3番手には鈴鹿フォーミュラーEnjoyチャンピオンの27号車K&Gサンネットワーク岐阜を駆る徳藤となった。

Rクラスはたしろ、佐々木、松井の順となる。

2クラスわけとなった今回の結果を見ると1位から12台の全車両がテクニカルコースである筑波にも関わらず4秒以内に入っていることは車両のイコール性と扱いやすさが高バランスで両立されている事の結果である。

決勝

同日午後、気温も一番に上昇する中、ローリングスタートの15周レースでおこなわれた。

ポールポジションIN側12号車の甲野選手とOUT側55号車のたしろを先頭にスタート。

スタート直後の1コーナーでは100号車佐々木が抜群のスタートを決め55号車たしろをパスし2番手へ、その勢いのまま1周目の第2ヘアピンでトップに立つもホイールバルブエア漏れによりスローパンクチャーとなり徐々に後退。

8番手スタートの72号車脇田はスタートで出遅れ最後尾まで落ちるも、その後Sクラス3位まで上がるも最終ラップで痛恨のスピンと観客を盛り上げた。

Sクラス7番手スタートの56号車DAYTONAマガジンCHEVを駆る永田は確実な走りで3番手でフィニッシュ。

 

プライベーターで参戦5号車の田代は初レースながらクラス4位と大健闘を見せた。

Rクラスでは最終ラップまでトップが入れ替わり激しいバトルが繰り広げられたが最終ラップ、バックストレートで55号車のスリップから出た12号車甲野は最終入り口でたしろからトップを奪い0.268秒差でチェッカーを受け日本初Legend Race Car 初優勝の栄冠に輝いた。